2013夏のチャリ旅 最終日

  • 2013.08.08 Thursday
  • 18:53
 
たのしい時間が過ぎるのは、あっという間ですね。
今年の夏旅も、もう終わってしまいます。

今日は、白神山地の麓の西目屋村から、大館能代空港までの67kmの予定でした。 夕方の飛行機に合わせ、旅を懐かしみながら、白神山地の山懐をのんびり南下しようかなと。 ところが昨夜、宿の方と雑談するなかで、釣瓶落峠までの(青森県側)9kmが未舗装であるという事実が発覚。
まあ、雨でなければどうにかなるだろうと高をくくっていたところ、昨夜はバケツをひっくり返したような雨。 今日の午後も雨予報なので、やむなく35kmほど迂回することにしました。
最終日に100kmはつらい。。

ところで釣瓶落峠という名前がおもしろいなと思い調べたところ、現在のトンネルが出来るまでは200mほどの崖を鎖を伝って行き来する難所だったとのこと。 鎖をつるべ落としの縄になぞらえてたんですね。 聞いただけでおしりのあたりがゾワゾワします。

長距離トラックの多い国道7号線経由で空港へ到着。 この空港は1日に2便しか発着がないらしく、空港前の緑地公園も人っ子ひとりいません。 出発までは3時間以上ありますので、人目がないのをいいことに、木陰の芝生でひと眠り。





羽田着は19時過ぎ。 電車の混雑を心配しましたが、それほどでもなかったので輪行荷物でも気を使わずに済みました。 車窓に映る自分の伸びたヒゲを見て、そういえば昨年の夏旅から伸ばしたんだっけ。。 な〜んて、旅の終わりのセンチメンタル気分に浸りながら地元駅に到着。
地元の匂い、やっぱりちょっとホッとするんですよね。


今回の旅を振り返ってみて、いちばん印象に残ったのは、やはり”人”です。
今までにも、東北出身の友人や同僚と接することはありましたが、どうもリズムや感性が噛み合いにくいな、と感じていました。 今回の旅行中も、その印象が変わることはありませんでした。

会う方会う方、みなさんおだやかで親切で、旅の間一度もいやな思いをすることはありませんでした。
きびしい寒さ、たび重なる飢饉。 生き延びて行くために、助け合う心が風土に浸みこんでいるのでしょう。 震災の際には世界中に東北人の精神性の高さを示してくれて、誇らしい思いでした。 
ただ、多少の毒を腹に抱えているのがあたりまえ、というコンセンサスにもとづいた、都会の暮らしに慣れてしまった私などは、「それで、おまえはどうなんだ?」と、責められているかのような窮屈さを感じるのも事実です。

では、もう東北には行きたくないのか? と聞かれれば、もちろんノーです。
いつかまた、あのやさしさに触れたくて、東北に行きたくなることはまちがいありません。


なお、お話しをしていただいた何人かの写真を載せさせていただきましたが、みなさん了解を頂いています。 あのいい笑顔のおばあちゃんの津軽弁は解読不能でしたのでビミョーですが(笑)
三陸でお話しさせて頂いた方には、写真を撮らせて下さい、とは言えなかったですね。
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