2013夏のチャリ旅 4日め

  • 2013.08.06 Tuesday
  • 19:04

十和田湖の朝は、とてもしずかで言葉に表わせないほどの心地よさでした。
湖畔から立ち去りがたく、ずいぶん長い間、おだやかな風になでられる湖面をながめていました。





今日は弘前市までの65km。 距離が短めなので時間をぜいたくに使うつもりです。

十和田湖はカルデラ湖なので、湖から外輪山の頂きまではけっこうな斜度でした。 3kmの平均8.8%。パニアバッグの重さをうらめしく思いながら、牛スピードでのろのろと。 ときおり見晴らせる湖面の輝きに、うしろ髪を引かれる思いでしたねえ。 気に入った場所が見つかるのは、とてもうれしいものですよね。



十和田湖の外輪山から弘前側に流れる浅瀬石川上流で、橋の欄干にポツンと座ってる男の子。 人里離れた山中なのでほんとに途方にくれてるよう、爺さん心をくすぐります。




あちこち寄り道しながらのんびりです。 現役で活躍中のおばあちゃん、いい顔ですねえ。


ついでにおじさんも。



若いころは、ひとり旅の何がおもしろいのかが、さっぱり分かりませんでした。
友人や家族と一緒に、効率のよい交通手段で遠くに出かけて、めずらしい風景を見ておいしいものを食べれば満足でしたねえ。
数年前に自転車と出会い、「ブルヴェ」という長距離サイクリングイベントに参加するようになって初めて、ひとりで遠くまで足をのばし、いろいろな風景をゆっくり眺めながら走る楽しさを知りました。

しかし年齢のせいでしょうか、どんどん移り変わる景色をスライドショーのように観ているだけでは、飽き足らなくなってきたのです。 それらのすばらしい風景のなかで育まれた人柄や暮らしに触れたくてたまらなくなり、最近はすっかり今のスタイルの自転車旅が気に入ってしまいました。

気の合った者同士の旅はとても楽しいのですが、日常の延長のまましゃべっていると、地元の人と話す機会も少なくなりますし、触れ合うのも観光客相手のお店の人に限られますよね。

ひとり自転車で大荷物載せて走っていると、地元の人も警戒心なくいろいろなことを話してくれます。 彼らにしても「あの自転車はどこから来てどこまで行くんだろう」「何を目的に走っているんだろう」、みたいな好奇心が満たせますし、雨の中トボトボ走っているのを見ると、出来ることがあればしてあげたいという、もてなしの心が湧くのが人情ですよね。 そこにつけこんで楽しんじゃうのが自分流(笑)



青森といえば「りんご」。 りんご園では、すこしづつ色づきかけた、瑞々しい青りんごたちがたくさん実っていました。




弘前城に着くと、「りんごアイス」で涼をとりつつ、おばちゃんから情報収集。
残念ながら、城内の博物館は改装で休館中とのこと。 パンフレットを見せながら、桜の頃のこのお城がどんなに美しいかを話してくれました。 桜の弘前城観るよりも、おばちゃんの一所懸命さのほうがうれしいッスよ。





コンビニにたむろってる高校生たちに弘前観光ガイドしてもらったり、ラレー乗りのご主人のカフェで地元サイクリスト事情を聴いたりと、今日は街をしっかり楽しみました。

コメント
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM