久しぶりのボランティア

  • 2019.10.22 Tuesday
  • 10:58

 

台風19号の通過から1週間が経ちましたね。

河川が氾濫した地域や山間部の道路などは、まだ復旧にはほど遠い状況で心が痛みます。

すこしはお役に立てないものかと、お隣の県の埼玉県災害ボランティアセンター設置状況を見てみましたが、募集条件が自治体内に在住・在勤・在学の人に限られている市町がほとんど。 ただ、人口の少ない小川町はよそからのボランティアを受け入れてくれていましたので、日曜日の朝次男とオートバイで出かけて来ました。

 

それほど意識が高くない私が、最初にボランティアに参加したのは2011年4月。 東日本大震災のあと爆発した福島第一原発のあった双葉町の方々が避難されていた埼玉スーパーアリーナ、そして避難所移転後の加須市の騎西高校へ治療ボランティアでうかがいました。 帰宅してボランティアへの参加をSNSにアップしたものの、なんだかいい子ぶってるようで気恥ずかしく、すぐ削除してしまいましたっけ。しかし、被災した方からの心からの感謝の言葉を頂いたとき、ちょっと胸が熱くなるこんな気持ちを友人たちにも知ってもらいたくて、その後はブログに書くようにしています。

 

 

小川町の町内で合流して都幾川に流れ込む槻川と兜川はどちらも氾濫しましたが、その二河川が合流する場所のすぐ下流はこんな感じ、、

 

 

 

表札っぽい。

 

 

 

 

朝9時、町の社会福祉協議会にあるボランティアセンターでのブリーフィング。50人ほどの参加者が、被災された町内各地の家の濡れた畳の搬出や泥の撤去など、いくつかのチームに分けられます。

参加させてもらえるかどうか分からないまま受付に並んだので、弁当を持参していませんでした。ところがセンターの女性担当さんときたら「足りないかもですが、よろしかったらおふたりで私の自分用のお弁当を食べてください」。もちろんお気持ちだけ頂きましたが、こんなん言われたらそら気合い入るっしょ!(^^)

 

 

 

 

まず私と次男が振り分けられたのは、民間の介護施設前の側溝。 泥が詰まってしまい、水が噴き出して駐車場への出入りが困難になったという現場。 いや、これふだんから定期清掃しとこうよ。施設の担当者は最後まで一度も顔見せてくれないしさー、、作業自体はみんなで仲良く助け合って楽しく出来たのですが、そこがちょっとザンネンでした。

 

 

 

側溝に居たカンタロウミミズ(シーボルトミミズ)。 日本最大のミミズで北限は中部地域までのはずですが、こんなところにも温暖化の影響が出ているんですね。 子どもの頃、天然ウナギを獲るワナを仕掛けるときのエサにするために、よく山に捕まえに行きましたっけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

介護施設の側溝がキレイになったので次の現場へ。 最初の写真の二河川合流地点のすこし下流です。 床上まで浸かったお家から道路までの小道に槻川の泥が入り、ぬかるんだらお年寄りが歩けなくなってしまう箇所の泥撤去です。 時間に追われていたので、現場の状況をうまく撮れた写真がないのですが、この泥地はもともと畑があった場所。 左奥の写真に写っているコンクリートは塀ではなく土台です。その土台の上の住居の床上まで水が上がったそうです。

そのお家のご主人と高齢のお母さまにお茶をごちそうしてもらい、繰り返し感謝の言葉を頂いて疲れが吹っ飛びました(^^)

 

 

 

 

上の写真の反対側。 向こうに見えている林は槻川の向こう岸です。 川が大きく蛇行する箇所なのに護岸だけで堤防はありません。川底のしゅんせつは、このお家のご当主が小学生だった40年前が最後だったとのことですので、かなり氾濫のリスクが高くなっていたと思われます。

 

 

 

 

撤去した泥は土嚢に詰めて次の災害のために保管しておくそうです。この場所では、軽トラの荷台が沈むくらい積んで2車分の作業でした。

 

 

 

 

いちおう働いてきた感出してみました(≧▽≦)

 

朝から夕方まで慣れないスコップ作業と土嚢運び。 情けないハナシなのですが、翌日は身体中がバキバキ。自分で全身に鍼をしてほぐしました(^^;

台風20号から変わった熱帯低気圧の影響で、昨夜からまた雨量が多くなっていますね。被災地の復旧の妨げにならないと良いのですが、、

 

 

 

 

 

 

コメント
患者の日常を支えるため、ウイークデイに祝日があっても、原則開業している院長どの。日曜日のボランティア(ご次男様とも)本当にご苦労様でした。詰まった道路側溝や、氾濫後に残された堆積土砂の撤去作業に,終日スコップで働き続けるられたご様子。集積した土砂を土嚢に詰め、次回の豪雨時に備えるというお話。成る程と納得する一方、災害を常習的に捉えねばならぬ厳しさに、胸を突かれた気持ちです(私には実体験が無かったので)。翌日バキバキに凝り固まった筋肉を、セルフサービスの鍼治療で治されたお話。私は線香を二重管に納めたお灸で自己治療していますが、鍼は恐ろしくて考えられません。流石に専門家ですね。では。
  • 山野隆康
  • 2019/10/23 5:25 AM
山野さま
人口が密集する都市部の治水は工夫が重ねられていますが、郡部では現状、早期避難で対応するよりないのだと思います。 とはいえ都市部居住者も、自分や家族を守る危機管理の意識や動物的なカンは、鈍らないように磨いておくことが必要ですね。
線香でお灸されるとのこと。棒灸のように輻射熱を利用した灸法でしょうか。次回ご来院の際に詳しく教えてください。
  • 松本
  • 2019/10/23 9:53 AM
ご無沙汰しております。

災害ボランティア、お疲れ様でした。
小川町は自転車で何度もお世話になってるところでした。皆様が、早く復旧される事を願うばかりです。

あの日はウチのあたりも避難勧告が出て、とりあえず持っていく荷物をまとめたりしました。
先生のおっしゃる動物的なカン、完全に失っている気がします。
危機管理意識も、まだどこか他人事な感じがして、都会は安全だと思いこんでいるんだと思います。
  • 青トゥーラン
  • 2019/10/23 10:06 PM
青トゥーランさま
小川町は定峰とか松郷とか秩父高原牧場とか、あとそこへ至る里山の風景とか、自転車乗りには縁の深い町ですよね。

これからは今回のような台風がたびたびやって来る可能性が高くなるようですし、おたがい気をつけましょう。

またあそんでくださいね!
  • 松本
  • 2019/10/24 10:21 AM
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