ひさしぶりにナマ田中泯

  • 2019.05.07 Tuesday
  • 12:17

 

家人から、池袋の東京芸術劇場を中心に毎年開催されているTACT(Theater Arts for Children and Teens Festival)で田中泯の場踊りが観れると聞いて、連休最終日の6日(月)には、めずらしく街方面へ出かけてきました。

 

以前にも書きましたが、私がはじめて田中泯のことを知ったのは俳優としてでした。 NHK「龍馬伝」の吉田東洋役の鬼気迫る演技に魅了されて、それと知らずにすでに観ていた「たそがれ清兵衛」を観直したりもしましたっけ。

 

田中泯本人はとても肩書きにこだわりがある人で、俳優としての仕事をしているにもかかわらず”俳優”という肩書きを嫌うようです。 あくまで舞踊家であり、”舞踏家”とも違うと。

私は彼のこだわりを聞くまで舞踏と舞踊のちがいを考えたことがありませんでした。

舞踏という字からは、リズムに合わせてステップを踏むことに重点を置いた、おもに自分が楽しむための西洋風ダンスがイメージされますし、舞踊という字からは人が見ていることを前提とした、表現としての踊りがイメージされます。

しかし、土方巽を中心に活動していた「暗黒舞踏」などは、舞踏という呼称でありながら、踊りという手段を用いた前衛的なアートであったように思います。けっきょくよく分かりません(^^;

はたから見ると呼称に縛られたくないように見える彼。 呼称にこだわればこだわるほど、かえって窮屈な思いをしそうに思うのですが、、

 

そんな、ちょっとめんどくさいところにこだわりを見せる田中泯さんですが、実際にはこの笑顔を見ればお分かりいただける通り、とても気さくな人で、ぜんぜん”わからんちん”ではありませんでした。

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10年近く前に一度、彼のライブを見に行ったことがあるのですが、そのときはコンクリート打ちっぱなしの薄暗いステージで彫像のような半裸姿。見ているこちらも息が出来ないほど緊張感を伴った踊りでした。 しかし、この日は街中でのパフォーマンスということもあり、ふだん前衛的な踊りを見ることのない方にも分かりやすい踊りで、観客からもときおり笑い声がもれるほど終始ほっこりした空気でした。 動きや表情、目の力、声、どれを取ってもとても74才には見えなかったです(@_@)

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30分ほどのダンス・パフォーマンスのあとは、地べたに座って彼の踊りが何に由来して何を表現しているのか、もともと彼がなぜ踊る生き方を選んだのかを話してくれました。 言葉や表情から彼の実直な人柄が伝わる、とても良い時間でした。2019.5.6aCT8.jpg

 

 

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お昼は「フォーティン・トーキョー」で。

ハノイの人気店フォーティンの2号店がこの3月にオープンしたと聞いて、いつか行ってみたいと機会を狙っていました。

13時過ぎの入店でしたが、数人待ちで入れました。お客さんの半分以上はベトナムの方のようです。 やはり現地の人気店とのふれ込みに間違いはなさそうです。

メニューは牛肉フォーのみ。 普通盛りと大盛り、パクチーの有無が選べます。 化学的な味がしないやさしいスープ。 シャキシャキねぎとパクチーの香味が新緑のこの季節にぴったり。 美味しかったです♡

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連休明け、ニュースでは体調を崩される方が多いと言っていました。 みなさまご自愛くださいませ〜。

 

 

 

 

 

 

コメント
ゴールデンウイークには、冬物衣装や寝具類の片ずけなどに気を取られ、無計画のまま過ごすのが80歳台後半以降の私でしたが、天皇陛下の代替わりと、それに伴う10連休と言うことに触発され、今回は5月4日に池袋まで出かけてきました。大型の電気器具店に入ったとき、大勢の店員さん達が立ち働き、私への案内や商品説明にも、懇切に取り組んで下さる状況に、些かびっくりしました。普段よりも店員さんが多く感じられたからです。同じ池袋で、6日には田中涙氏の場踊りが有ったのですね。興味深く拝読しました。「動きや表情、目の力、声 どれを取っても74歳には見えなかったです」この文中の“目の力”は、“眼力(がんりき)”を指すのか“目力(めぢから)”を指しているのかわかりませんが(或いは両者を兼ねている?)、冒頭の写真からおよその想像は着きます。現場でナマの謦咳に接した院長どのの感動は、如何許りだったかと拝します。では。
  • 山野隆康
  • 2019/05/10 9:08 AM
山野さま
人間は情報処理をするにあたり、たくさんの脳内データと照合している人はそれが目に表れる気がしています。賢者と呼ばれるような人はそこに思索の深さも反映するような。それらを「眼力」と呼ぶならば、役者さんなどの評価で言われるところの「目力」とは”思い”の強さを表すもので、おもに情動が優先してしまう人に見られる特徴なのでは?と。
以上が私のふし穴の目で見た分類です(^^;

田中泯さんの目は賢者のそれで、加えて動物としての旺盛な生命力も感じられました。



  • 松本
  • 2019/05/10 3:23 PM
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