「やし酒飲み」を読み、ブルース映画を2本。あと同窓会!

  • 2019.01.16 Wednesday
  • 17:53

 

日曜日、本来は週に一度のサイクリングの日なのですが、こないだの日曜は夕方の早い時間から鍼灸専門学校時代の同窓会が予定されていたのでお休み。 その代わりすこし早めに家を出て、映画を観ることにしました。

 

映画は、元旦に「サイドマン スターを輝かせた男たち」(邦題)を観たときに次回上映のポスターを見てそそられた「I AM THE BLUES」と「約束の地、メンフィス」の2本連続上映。 コテコテのブルース映画です。 どちらも以前に公開された映画ですが、音楽の映画ですしDVDで観るのもねえ(^^;

 

W.Cハンディによってブルースという音楽が発見されたのは、1903年ミシシッピー州のタトワイラー駅だったとされています。「I AM THE BLUES」は、そのタトワイラーにあるジュークジョイント(黒人専用安酒場)に集う、年老いたブルースマンたちの昔話や即興のセッション。2017年に83歳にして初めてグラミー賞の最優秀トラディショナル・ブルース・アルバムを獲った現役ブルースマン、ボビー・ラッシュの日常に密着したインタビュー。あと往年のブルースマンたちの同窓会的セッションの様子などで構成されており、とても味わい深い映画でした。 撮影のあと封切り前に亡くなったミュージシャンが何人も、、R.I.P

 

2019.1.16.jpg

 

 

 

「約束の地、メンフィス」は、メンフィスにあったソウルミュージックのレーベル、スタックス・レコードに所属した往年のビッグネームたちと、ヒップホップなどで活躍しながらも地元の大先輩たちへのリスペクトを忘れない若いミュージシャンたちのセッションの様子が中心です。こちらもいい映画でした。メイヴィス・ステイプルズがかっこ良かったなあ。

 

 

 

 

 

映画に向かう電車の中では、エイモス・チュツオーラの「やし酒飲み」を読了しました。 1952年に出版されてアフリカ文学を世に知らしめた作品です。 ヨルバ人の伝承に基づいたアフリカ的マジック・リアリズムの傑作と言われる本書ですが、これはヤバいやつでした。 ぶっ飛んだ感覚で書かれた小説はわりと好物な私ですが、これはかなりしんどかった。 どうやって感じればいいのか分からなかったので人さまの書評を読んでもみましたが、どれもこねくり回した理屈をひねくり回したものばかり。 やっと腑に落ちた書評は朱雀正道さんのものでした。

「チヌア・アチェベやベン・オクリを知性と自意識、表現の戦略をそなえた岡本太郎に喩えるならば、対するチュツオーラはいわばジミー大西である。すなわち天然であり、自分のやっている表現が社会的にいかなる意味をそなえているかに対する考察も自意識などなにもない、ただひたすらあらかじめ爆発しているのである。」

納得でした。 私はジミーちゃんは大好きですが、174頁にわたって彼の芸術と向き合うのはキツかった(^^;

 

 

冒頭に書いたようにこの日の〆は同窓会。 私たちのクラスは当時からみんな兄弟みたいでプライベートでもとても仲良しでした。 卒業してから30年ちかく経つのにノリは当時のまま。 楽しかったなあ。またやろうね(^^)

2019.1.16同窓会.jpg

 

 

 

 

 

 

 

コメント
「やし酒飲み」にもブルース映画2本にも、門外漢の私には歯が立たず、コメント投稿を諦めようか?と思いましたが、30年ぶりの同窓会(鍼灸専門学校時代の)が、楽しかったと拝し、大いに感ずるところが有りました。院長どのは文系の大学を終え、企業マンとして青年〜成年期を過ごされるうち、一念発起して鍼灸の道に入られた方です。クラスでは極めて年長のグループに属し、学習に、実技習得に懸命の研鑽を積まれました。そうした真剣さが若い級友達をも巻き込んで、卒業後の社会的成長を、確実なものにされたと漏れ承っております。「学び」とは、学ぶ側の貪欲なまでの知識欲がベースに有って成り立つものです。太平洋戦争中の学徒は、教室を後に工場へ援農へと駆り出されました。所定の年数に達しただけで卒業証書を貰いまぢたが、語学も数学もほんの僅かしか身に着いていない寂しさを心に秘めたまま、尽忠報国を唱えておりました。つい横道に逸れまして ・・ 悪しからず。
  • 山野隆康
  • 2019/01/17 7:10 AM
山野さま
専門学校時代のクラスにおいて、たしかに大きな顔をして好きなように過ごさせてもらったのは本当です。ただ、私が若い人たちの成長に寄与したということは事実ではありません。クラスには私と同い年で同じく脱サラの仲間がいました。彼はとても人間的な魅力に富んでおり、クラスの雰囲気が良かったのはひとえに彼のおかげでした(^^;

私の父も中学時代、海軍の航空基地(現在の高知空港)に落ちた爆弾の穴を埋めるためにしょっちゅう駆り出されたと話していました。もし勉強嫌いな私がそんな状況になったらきっと勇んでスコップを振るいに出かけたのではないかと思われます。
極楽トンボ病は一生治りそうにありません(^^;
  • 松本
  • 2019/01/17 10:40 AM
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM