富士ヒル雨だって、走る?やめる?な週末でした(^^;

  • 2018.06.11 Monday
  • 18:43

 

日曜日には2年ぶりに「Mt.富士ヒルクライム」を走って来ました。11年前からときどき参加していたこのレースも昨今の自転車ブームに乗ってか、今や1万人もが参加する一大イベントに成長していました。

 

競走嫌いな私でも40代の頃は身体を追い込むことをそれなりに楽しめました。しかし還暦がすぐそこに迫った今、自転車は週末の奥武蔵の山々や時折り出かける旅においてのんびりひとりの時間を楽しむときの相棒であり、もう息が弾むほどのペースで走らせることはなくなってしまいました。

 

なので昨年あたりにはレース引退を決め込んでいたのですが、今回の富士ヒルは闘病中のチームメイトが一時帰宅のタイミングで出走するかもと聞き、居ても立ってもいられず勝手に伴走を買って出たのです。

 

ところが一時帰宅のタイミングがレース間際になってしまったので彼の身体の準備が整わず、出走は叶いませんでした。それでも出走する奥さまの応援を兼ねて、前日受付の会場や当日の会場ではみんなの前に元気な姿を見せてくれたのです。みんなでハグしまくりでした(#^.^#) 引き続き治療頑張って!

 

 

 

 

車中から眺めた土曜日の山中湖。富士山は雲の中。

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前泊はもちろんチームの本拠地である「ペンション・モンテラック」

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駐車場に咲き乱れる花。雑草を処理しすぎないオーナーはんくまさんのセンスが大好き。

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お天気が良ければモンテラックのお風呂の窓からは真正面に富士山が見えるのですが、この日は残念ながら厚い雲の中。

明日のレース当日は雨の予報です。

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前夜祭での乾杯。チームのエース「ミヤケン」。もう50才近いのに今年も60分切り。自己ベストを更新したそうです。

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前夜祭がお開きになる頃も当日の天気予報は高い雨確率。メンバーの半数以上は出走しないつもりでいました。古株メンバーはだいたいこの時期の五合目からのみぞれの下山を経験しており、あの絶望的な寒さを思い出しただけでげんなりしちゃうのです。

それでもいちおうゼッケン付けてみましたヨ。去年サボったからか、同じ申告タイムの仲間の倍くらい重い番号を背負わされました。スタート時刻もずいぶん後ろです。

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当日朝5時。朝食を終えてモンテラック本館から別館のコテージを見下ろしたところ。この時点では雲の間から青空も望めました。

さてこのあとお天気どうなることやら。

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ミヤケンはじめスタート時刻の早い仲間をみんなでお見送り。ここまで来たら覚悟を決めて楽しむしかありません。みんないい表情。

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(タカトリ撮影)

 

 

 

私です。写真からひしひしと伝わる戦闘意欲ゼロ感(^^;

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(カスヤさん撮影)

 

 

 

なんとかゴールしました。二合目くらいまでポツポツ降ってた雨も標高を稼ぐにつれて止んでくれて、気象コンディションは問題ありませんでしたが身体の劣化は予想通り相当なもので、ゴールタイムはついに110分を越えてしまいました。平均心拍は145と自分としてはかなり頑張ったんだけどなぁ(^^;

2018.6.10冨士ヒル12.jpg

(タカトリ撮影)

 

どんどん厚くなる雲の下、ゴール後は息つく間もなく秒で支度して下山。三合目くらいからは降られましたが、それほど冷たい雨ではありませんでした。

 

 

いろいろ不確定な要素が多くてハラハラやきもきした大会でしたが、やっぱりみんなと汗かくのも楽しいなと再確認した2日間でした。いや頭で再確認しただけで今日あたり身体は「もうヤメテ」と泣いており、昼休みを待って全身にセルフ鍼した次第です(^^;

 

 

 

 

 

 

コメント
おつかれさまでした!
前夜祭も含めて、楽しまれたようですね^ ^

拝読して、「月日は百代の過客にして」の言葉を思い浮かべてしまいました。クラブの皆様にも時間は共通に流れてゆく。身の廻りの全てのものは、流れ変わりゆく。
週末、息子の中学生になって初めての授業参観でした。
成長を実感しましたが、一方で、親は老いていく。

だからこそ、今を楽しまないとなんですね、きっと。

  • 青トゥーラン
  • 2018/06/11 10:55 PM
闘病中であるチームメイトに伴走いてやろうと現地へ来たが、体調整わず当人は不参加に。しかしその奥さんが出走されるので、応援を兼ねて院長どのは予定どおり参加なさった。不確定要素の多いレースであったが見事にゴールし、大勢で一緒に汗かいた。還暦間近の院長どのの頭に刷り込まれた「富士ヒルクライム」の情景は、100歳まで残る良き思い出でとなるでしょう。
  • 山野隆康
  • 2018/06/12 8:06 AM
青トゥーランさま
じつは脳細胞や筋肉量など動物としての機能の衰えと向き合うときに、それほど寂しさは感じていません。むしろ「もう自分を証明するために頑張らなくても良くなったんだな」という安堵の気持ちのほうが大きいです。
アラ還になって自分自身の心身の変化が何より興味深く、また愛おしく感じられる今日この頃。人生を楽しむ才能さえあれば一生退屈なんかしませんから心配ご無用!(≧▽≦)
  • 松本
  • 2018/06/12 3:22 PM
山野さま
まもなく卒寿という山野さんを前に「子供も一人前になったし、できれば早く召されたい」などと失礼なことを言ってしまう私への皮肉ですね?(≧▽≦)
とは言え、もちろん生きている限りは自他の幸せのために粉骨砕身がんばります!(^_-)
  • 松本
  • 2018/06/12 3:31 PM
山野さま
100歳到達は山野さんにおまかせします!(≧▽≦)
  • 松本
  • 2018/06/12 4:07 PM
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