刺激的だわプノンペン♡ 1日め
- 2018.01.31 Wednesday
- 18:15
暮れに未遂に終わったカンボシア旅行。 今度はちゃんと飛行機に乗れました。 ただ、成田まで次男に車で送ってもらうはずが、週あたまの大雪の影響で首都高の通行止め区間が多く、たっぷり荷物を詰め込んだ輪行袋を担いでヨロヨロしながら電車で移動することに。 おかげで出発前から身体はちょっとキツかったけど、暮れの精神的ダメージから考えればこんなのどうってことありません(^^)
旋回時にボーイング787の窓から見えた成田あたりの田んぼはまだ真っ白け。
機内では、この1月27日に封切りになったばかりの「ゴーギャンータヒチ、楽園の旅」を観たあと、うとうとしているうちに、あっという間に6時間が過ぎて、飛行機はほぼ定刻にプノンペン国際空港に到着。
自転車の荷解きを、最初は遠巻きにチラ見していた何人かのおじさんたち。 目があった際についほほえんでしまったものだから、タイヤやらサドルやらを触りに来て、なかなか作業がはかどりませんでした。
片側2車線の国道ですが、走行車線の路肩側は逆走車がふつうに突進してくるので、自転車は命がけ。
てな写真を撮っていると、野菜の屋台裏で酒盛りしていたおじさんが、「まぁ、こっち来て一杯やれよ」と、しきりに誘ってくれます。しかし、陽も傾きかけたことですし、暗くなってからこの国道をホテルまで走ったら、まちがいなく3回くらい死ねます。「わりぃ、またこんど!」と手を振ってプノンペンの中心部へ。
逆走、信号無視、ノーヘル、ナンバーなし、カブ4人乗り、何でもあり。125ccまでは運転免許も要らないとのことで中学生もふつうに運転してます。
めずらしく自撮り。 いやいや、この国の交通事情に馴れるまでは、きっと誰でもこんな顔になりますって(^^;
ただ、ルールはおおまかでも、ここんちの交通が思いやりで成立していることが分かってくると、回遊魚の群れのようなこのバイク集団の中でリラックスして走れるようになりました。 絶えずあちこちでクラクションは鳴っていますが、よく観察していると、鳴らした方も鳴らされた方にも怒りの表情はありません。注意喚起のためのものであることが多いようです。 ただ、ときおり見かけるLEXUS、V8のランクル、タコマあたりはオラオラ系の人が乗っているようで、渋滞した道をクラクションでかき分けながら走っていました。
てか、職場のクロゼットにサングラスを忘れて来てしまった(T_T)
宿はよく考えた末にシティホテルにしました(1泊33US$)。ほんとうはゲストハウスに泊まってほかの宿泊仲間から市内の情報収集をしたかったのですが、若い人たちの空気の中に加齢臭を持ち込むのもどうかと思い、遠慮しておきました。
トリップアドバイザーで評判の良かったレストランで食事を済ませたあとホテル前に戻ったら、路上でカードゲームに興じる人たちが。日が暮れるとそよそよと気持ちのよい風が吹くので、外で憩いのひとときを過ごしたくなる気分もわかります。
ちなみにレストランは地元料理のジャンルで選んだのに、白人シェフのこじゃれた料理の店でした(>_<) 明日はちゃんとリサーチしようっと。 アンコールビールはとってもおいしかったです!
明朝は5時起きで100km強のサイクリングなので、この夜は早めにやすみました。
”コスモポリタン”どころか、海外旅行は27年ぶりでした(^^;
カンボジアの人たちのフレンドリーな対応のおかげで、初日からワクワクがはちきれそうでした。