カメラ

  • 2014.02.03 Monday
  • 17:22
暮れの頃、写真好きの患者さまから、気に入って買ったもののあまり使っていないというカメラを譲っていただきました。
SIGMAという会社の 「DP-2Merrill」 というカメラです。 デジタル一眼ではありませんが、細部までとても鮮明に写す事ができるらしいです。 「・・・らしいです」 というにはワケがあって、私は携帯電話を持つまでカメラを所有したことがありませんでした。

写真がキライだったのです。

旅行やイベントなどでは、記念にとスナップ写真を撮ってくれる人が必ず一人や二人はいるものですよね。 「ハイ、写真撮るよ〜」の声で、よどみない時間の流れが寸断されるのがとても苦痛でした。 もちろんそんな指摘をして、楽しい時間を台なしにするようなことはしませんでしたが。。
人間が外界を認識する際には、感覚の8割を視覚に依存しているとか。 体験を記憶するときに、視覚に依存しすぎるのはちょっと味気ないなぁ、という本能的な拒絶感があったのかも知れません。

そんな写真嫌いがなぜカメラに手を出してしまったのか。 キッカケは、このブログを始めたことでした。 ほかの人のブログを見せていただくにつけ、スマートフォンで撮った自分のブログの写真がザンネンに見えてきたのです。
感性に自信があるわけでもありませんし、上手になるための努力をするつもりもありませんでした。 ただ、ちょっとマシなカメラを手に入れれば、ちょっとマシな写真が貼れるかなくらいの浅はか〜な考えで(笑)

いざ、カメラを手にして出かけてみて、写真がゲージツであるということを思い知らされました。 感性の備わった人がスマホで撮った写真よりよっぽどひどいものしか撮れません。 中学生のとき、はじめてギターを手にして途方に暮れたあの感覚がよみがえって来ました。

どこかで 「写真とは撮影者の内面を写しだす自画像である」 とか 「子どものように世界を曇りのない目で”意欲的に”見つめてみよう」 などの言葉を目にしたことがあります。 俳句をひねったり写真行脚をしながら、そんな感覚で素敵な老後を過ごされている患者さまたちも多く、いつか自分も俗世から離れて世捨て人のように過ごしたなぁ、と思う今日このごろです。
写真に飽きるまでしばらくの間、カラオケで雑音をまき散らすオジサンよろしく、へたくそな写真でタイムラインを汚させていただくことをお許しくださいませ〜(笑)











 
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