行ってみたいよ縄文時代

  • 2017.07.19 Wednesday
  • 11:44

 

amazonプライムビデオのおすすめ映画を物色していたら「ライアの祈り」という作品の評価が高かったので観てみました。

ざっくり言うと、バツイチで結婚に絶望してしまった中年女性と、恋愛に不器用な八戸市の考古学研究員の中年男の分かりやすいラブストーリーなのですが、私が興味を惹かれたのはふたりが距離を縮めていくきっかけになったのが、お互いの中に存在した縄文時代を生きた人々に対する深い共感であったことです。

 

映画を観ながら昨年春ころのニュースを思い出しました。 それは、山口大と岡山大の研究グループが縄文時代の人骨を242ヵ所から2582点収集し、暴力による死亡率を算出したところ、傷を受けた痕跡があるものは23点で全体の1.8%であり、他国や他の時代と比較すると5分の1以下だったというもの。

 

縄文時代の世界人口は縄文前期で約100万人。後期でも1億人くらいだったようです。 たしかにこの人口だと、もめ事は少ないように思われますが、ヨーロッパなどでは同じ狩猟採集民時代でも大量虐殺を示唆する人骨が発掘されているようです。

 

いずれにせよご存知のようにその後の世界は、貨幣経済の浸透や産業革命などにより人口が爆発的に増加していきます。 そうするとどんな平和な社会でも住む場所や食料などを確保するための戦争が起こります。そのうえテクノロジーの発達で世界はどんどん狭くなっていき、結果たび重なる悲惨な戦争が繰り返されて来ました。

 

私たち日本人もすっかりその波にのみ込まれてしまった現代において、今さら何千年も昔の縄文時代の何かをほじくり返してみたところで何の役にも立たないのかも知れません。 しかしその縄文時代から3000年後、聖徳太子が定めた十七条憲法の第一条には「和を以て貴しと為す」とあります。 やはり私たちは平和が大好きな民族であることは間違いないところだと思います。

 

ちなみにその十七条憲法について検索してみると、「和(やわらぎ)を以って・・・」は、どうやら空気を読んで自分の意見を飲みこめと言っているのではないようで、第十条には 「人が自分の意見と違うからと言って怒ってはならない。人にはみな心があり、心があればそれぞれ正しいと思う考えがある。・・・自分は聖人でもなく、相手が愚人でもない。ともに凡人なのである。それゆえ相手が怒ったら、省みて自らの過失を恐れよ・・・」。 また第十七条には「重大な事柄はひとりで決定してはならない。必ず多くの人々と議論するべきである。多くの人々と論じ、是非を検討してゆくならば、その結論は道理にかなうものになるであろう」 と書かれていることからも、何ごとも公正で闊達な議論を重ねて皆が納得できるような政治運営をしましょうね、ということだったらしい。 知らんかった、、(>_<)

 

ハナシがあさっての方へ逸れましたが、世界がキナ臭くなってきた今の時代に、1万年も戦争がなかった縄文時代の暮らしに思いを馳せて、いっときほっこりしました(#^^#)

 

 

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写真は映画の舞台である八戸の是川遺跡の近くで出土した国宝「合掌土偶」。 シャーマンの住居の祭壇跡で発見されたそうです。

乳房や強調された性器から性別は女性? 他の土偶とちがってその性器に切れ目があることや凹んだお腹は出産後を意味している? 仮面を被っている? 合掌のポーズは何に対しての祈り?  ナゾだらけの土偶です。 縄文時代の平均寿命は、途方もなく高かった乳幼児の死亡率のために14.6才だったと推計されているとのこと。 やはり ”産まれた赤ちゃんの無事の成長を祈る母親” を象徴しているのでしょうかねえ。

 

 

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(是川縄文館パンフ)

 

 

 

 

 

 

30年ぶりの鎌倉散歩

  • 2017.05.16 Tuesday
  • 18:05

 

日曜日、古い友人が関西から上京し、「鎌倉を案内してほしい」と頼まれましたので、サイクリングはおやすみして電車で湘南方面に出かけて来ました。

 

地元駅までの道、ご近所の植え込み。 アジサイの季節ももうすぐですね。 

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逗子や材木座の浜はウィンドサーファーだった頃に何度も通いましたが、じつは私も鎌倉らしい鎌倉には一度だけしか来たことがありませんでした。それも30年くらい前のこと。 はたしてアテンドだいじょうぶでしょうか(;_:)

 

まずは北鎌倉駅で電車を降りて駅前の円覚寺へ。

有名な円覚寺の山門。 この写真を撮るとき屋根の棟で水平を見ていました。 柱の並びを見るとたしかに私はすこし正面より左に立ってはいましたが、それでもこの門すこし傾いでいません?(^^;

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鎌倉時代には国内トップレベルの大学でもあった円覚寺。 知識よりも悟りを重んじる禅宗の教えを基礎に育てられた優秀な頭脳は、現代につながる日本の歴史の中において大きな貢献をしてきたのでしょう。 がんばれ若者たち!

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方丈では座禅会が開かれていたのですが、退屈してしまった坊やはお父さんと息抜き。 そっぽを向いたままですので、だいぶヘソが曲がってしまったようです(^^;

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円覚寺の次は明月院。 花菖蒲はあと2週間ほどでしょうか。 そしてそのあとに控える紫陽花の季節にはたいへんな人出になるとのこと。 さいわいこの日は参拝客もまばらで方丈も貸切り状態でした。

円窓からの眺めを悟りのヒントにするアイディアはなかなかイケてると思いました。 受付の若い女性から「円窓からその先の縁側に出てみてください」と促され、同じ庭の風景を円窓の外で眺めてみると、たしかにまったく違う世界のように感じられます。

むかしはここでエラいお坊さんが 「どうじゃ、同じ対象でも捉え方ひとつで別のものになってしまうであろう」 とか説教してたのかしら(≧▽≦)

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明月院の境内には小動物を餌付けする巣箱がいくつか置かれていました。 表札の「タピー」はどちらの鳥なのんだろう、と眺めていたら、、

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まさかのおまえ!?   そんなわけないね(^^;

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明月院の山門前。 気の早いアジサイはもう開きはじめていました。

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鎌倉駅からは江ノ電に乗って江の島へ。 

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海育ちの私はあまり磯のキワには近づきません。 ボケボケ水中を眺めていると、いくつかにひとつ大波が来てえらいことになるのを知っているからです。

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江の島は龍とかカメとかと縁が深いらしいです。

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昔話に花が咲き過ぎてけっきょく観光名所は数ヵ所しか回れませんでしたが、友人は満足してくれたようです。

そう言えば、以前に鎌倉に来たときにも時間が足りないのでまたすぐリピートしようと思ったことを思い出しました。 しかし実際に訪れたのは30年後の今日。 ということはきっと次に来るのも30年後。 って90才かよ!(≧▽≦)

 

 

 

 

 

 

 

三宝寺池(石神井公園)散歩

  • 2017.04.11 Tuesday
  • 12:40

 

ずいぶん前からこの日曜は雨予報でサイクリングはあきらめていましたが、それでももしや、、と朝のベッドで耳を澄ましてみたものの、やはりしとしと雨垂れの音が。。

午後には上がるという予報も降り止んだのは夕方。 読書ですっかりこわばってしまった身体をほぐしに石神井公園へ散歩に出かけて来ました。

 

行きしなにちょっと遠まわりして「けんか広場」の一本桜をチェック。 2年前にバッサリ剪定されて見るも無残な姿になっていたのに、もうかなり元の樹容に近づいていました。 なんとも見事なバランス。この巨大盆栽になにか自分だけの名前をつけようと思っているのですが、まだ見つかっていません。

 

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石神井公園に到着。 都立石神井公園は、西の三宝寺池と東のボート池を中心に広がる武蔵野の自然を残した緑豊かな公園です。 この日は、より緑の濃い三宝寺池の周りの木道を歩いて来ました。

写真は公園入口の案内板下にある廃物利用のほほえましい?植え込み。 切断されたボートに植えられて生き生きと咲く花。 こんなことを書くとまた変わり者だと言われそうですが、車やバイクなどにも生き物に近い思い入れをしてしまう私などは、役目を終えても中途半端なかたちでその実体が残されていることをちょっとかわいそうに思いました。

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新緑はまだちらほら。写真に色がうまく乗らなかったので、どうせならモノクロで三宝寺池。

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ふつうはボート切断画像よりもこちらの画のほうが気持ちわるいんでしょうね(笑) ごめんあさーせ(≧▽≦)

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お口直しにヤマブキ

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何やしらんおもしろいかたちのつぼみ

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シャガの花

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池にせり出した厳島神社。 「出て行ったおかあちゃんが帰って来ますように」とお祈りする親子。 ウソです、悪ノリが過ぎました。ほんとごめんなさい<m(__)m>

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翌朝には自転車で石神井川伝いに出勤。 この日は良いお天気になりました。 10年くらい前までは、どこかの桜の名所と同じでコンクリートで護岸された巨大排水溝みたいな川だったのですが、水底に天然石を入れて水辺の環境が変わって来ました。 ときおり鷺や鴨がえさを啄む姿が見られます。 ”なんちゃって” の自然でもやはりちがうものですね。

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ことしも正月は箱根駅伝!

  • 2017.01.09 Monday
  • 11:32

 

もう1週間経ってしまいましたが、すっかり日本のお正月の風物詩となった箱根駅伝。 今年も去年同様好天に恵まれて、沿道で応援された方には絶好の観戦日和だったのではないでしょうか。 ただ、すこし気温が高かったせいで体調に不安を抱えたまま出走した選手の何人かが脱水気味でペースダウンしてしまい、ちょっと気の毒ではありますが観ているファンにはかえってレースの展開がおもしろくなりましたね。

 

それにしても優勝した青山学院大学は強かったですねえ。 昨日には渋谷センター街で優勝パレードまで行われたとのこと。 選手もファンもいい顔してました。 3連覇ということでもうすっかり強豪校の仲間入りです。

 

箱根駅伝が好きな私は10年以上前から高校生の実績上位のスカウト状況を観察していますが、青学がずいぶんスカウトを強化したな、と感じ始めてほんの数年で初優勝までこぎつけてしまいました。

 

青学が強化を図る数年前、川島伸次監督が就任した頃からスカウトを強化した東洋大学も、監督が酒井監督に変わった今に至るまで実績を残し続けています。 やはり駅伝で結果を残すには有力な高校生のスカウトが必須であることは間違いないようです。

 

しかし、じつは青学のスカウト強化と同じ頃に、久しく箱根とは縁のなかったある旧強豪校が青学に負けないくらい有力高校生を入学させ始めましたが、いまだにまったく結果につながっていません。 どうしてそれほどの差が生まれるのでしょう。

 

本を出したりメディアに露出することも学生の勧誘にプラスになると考えているフシのある青学・原晋監督の指導方法を聴いていると、やはり人の集団を踊らせることができる人なんだなあ、と感じます。 プロ野球の監督などでも同じことが言えますが、自身の選手時代の実績よりも人間的な魅力や指導力が、すばらしいチーム、すばらしい人を作るのでしょう。 昨年にはちょっと調子に乗りすぎた元エースのスキャンダルもありましたが(^^;

 

今春高校を卒業する高校生の中で、大学に入ってもエースと呼ばれる選手に育つ可能性の高い5000m 13分台の選手は9人。 予想される彼らの進路は、実業団へ2人、青学へ2人、東海へ2人、東洋へ2人、駒澤へ1人というところです。 新人の補強状況や監督の指導力から、この先数年は青学、東洋、東海、早稲田、駒澤が上位を争うことになると予想します。

 

 

駅伝観戦は、優勝争いに固唾を飲んだり、思い入れの強い学校を応援しながら観ると楽しいものですが、ひと手間かけて暮れの高校駅伝や、来る1月22日に行われる全国男子駅伝から選手たちをチェックして、表情やフォームなどから気になる選手をピックアップしておくと、彼らを箱根でみつけたときに、ひいきのチームでなくてもその成長ぶりに驚かされてうれしくなります。 箱根駅伝がよりたのしく観られますので、みなさまもぜひ!

 

トップを争う選手たちに限らず、次の世代を担う若者たちが生きることの充実感を感じて自分を精いっぱい表現する姿は、ほんとうにまぶしく頼もしく、見ているこちらもエネルギーをもらえる気がします。

 

来年も楽しんで、そして楽しませてね〜♡

 

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初雪

  • 2016.11.29 Tuesday
  • 11:59

 

24日の雪には驚きましたね。 11月の降雪は54年ぶり、積雪に至っては観測史上初めてとのことでした。

 

雪が降ると必ず思い出す光景があります。

 

ちょうど30年前の冬のある日、出張で高知から上京し、当時サラリーマンだった私が住んでいた社宅に泊まった父親。 東京へは何度も来ていますが、厳冬期の東京は初めてだったそうです。 なにせおしゃれな男でしたので、「生まれて初めてコートを買った」 と嘆くそぶりもうれしそうでしたっけ。

 

そんな親子二人で過ごす夜、未明から降り出すという雪の予報にそわそわしている彼がやけに子どもっぽくて、この人にもそんな一面があったんだな、と驚きました。

 

と言うのも、彼はなにしろ厳しい父親でした。 褒められた記憶はまったくありません。 中学1〜2年生までは田舎町の優等生だった私ですが、3年生になったころからはやること成すことむちゃくちゃで、心配と迷惑ばかりかけ続けていましたので、当時の私には厳しくするより他になかったんだろうな、と親になった今ならとってもよく理解できるのですが、、(^^;)

 

さて、翌朝目を覚ましたら部屋に父親の姿がありません。 シーンと音のない外の様子からかなりの積雪であることが分かります。 寝ぼけまなこで半纏をひっかけて5階建て社宅の屋上に出てみたら、そこには子どものように満面の笑顔で雪とたわむれる父親の姿が。 あとにも先にもあんな無邪気な父親を見たことがありません。

 

70代半ばで解離性の大動脈瘤が破裂して突然死んでしまった父親ですが、思えばあの雪の日の父親は今の私と同い年でした。 

奇しくも同じ年頃の息子を持つ父親になった私は今、若い頃の私以上に ”ふつうに生きること” を拒否する息子たちに手を焼いています。 同い年の父親と愚痴でもこぼし合いたいけど、、 いやたぶんやっぱり自分のほうがひどかったからやめとこかな(;´∀`)

 

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写真は怪獣ウーの後姿です。

 

 

 

 

 

 

 

 

敬老の日につらつら考えました

  • 2016.09.22 Thursday
  • 10:01

 

練馬区では、毎年敬老の日に長寿の区民にお祝いが贈られるとのこと。 先日その敬老の日に休日診療していたところ、1月に米寿を迎える患者さまが来院され、「前倒しでお祝いもらっちゃうと、給料の前借りを踏み倒すようで気づまりで、死にたいときに死ねないよ」 と笑っていらっしゃいました。

 

この方は音楽・文学・哲学・社会情勢に通じ、若い人に対してもリスペクトの気持ちを忘れず、時代の流れに柔軟に対応して、87歳の今も充実した日々を過ごしていらっしゃるので、とても今日や明日に体調が怪しくなるとは思えないのですが、先日友人のお葬式に参列された際には 「だんだん友人が少なくなってさみしくなる」 とこぼしていらっしゃいました。

 

 

総務省が敬老の日にあわせて発表した統計では、全人口のなかで統計上高齢者に分類される65歳以上の人の割合は27.3%に上り、数・総人口比ともに過去最高を記録したとのことです。 女性に限定すると30.1%と、ついに30%を超えたのだとか。

 

高齢化社会に突入して、社会保障制度の限界や選挙の際の年齢層の偏りによる「シルバー民主主義化」など、心配されていたことが現実になりつつあります。 高齢者の仲間入りにカウントダウンが始まった気の小さい私などは、長生きしていいの?どうなの?と、誰に訊いても答えが見つかりそうにない疑問に頭の中は右往左往です。

 

ふり返ってみると、40代、50代は仕事や子育てで社会や家庭に貢献している手応えが大きくとても充実した年代でした。 ただ、この年代では職業人としての使命を果たすことや我が子を守ることが最優先になってしまい、身体機能としての視野の広さとは正反対にかなり近視眼的に過ごしていたように思います。 

 

日々の仕事で高齢者の方と接していると、さまざまなシバリから解放されたあとは多様性を尊重できるようになり、身体機能の視覚の衰えと反比例して心の視野が広がる人もいれば、自分が影響力を持っていた頃の価値観を変えないことが若さを維持する正しいことだと考える人も居らしゃいます。 それぞれですからどちらが正しいというものでもありませんが、私は冒頭の患者さまのように仙人化して若い人たちに可愛がってもらえる年寄りになることが目標かなー (≧▽≦)

 

 

 

 

 

 

 

 

父の日だからという訳でもありませんが

  • 2016.06.21 Tuesday
  • 11:59

 

日曜日、梅雨の息苦しい空気をいっとき忘れようと、次男をさそって山歩きに行ってきました。

登ったのは八ヶ岳の硫黄岳(2,760m)。桜平駐車場(1,900m)からのアプローチです。 初心者のうえに、遺伝でしょうかふたりとも達成感をニンジンに頑張る回路がうまく働かないタチなので、のんびり歩いても昼過ぎには下山できるお手軽なコースを選びました。 

 

 

歩きはじめの森の中は、秋に歩いた北八ヶ岳 白駒池あたりの苔の森と同じような雰囲気。

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八ヶ岳の峰々を縦走する人たちが泊まるオーレン小屋。 

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よい子は真似してはいけない装備です(笑) サンダル履きのナイスガイたち。

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頂上近くから眺めた北方の景観。 眼下に見切れている八ヶ岳の稜線の鞍部 夏沢峠を挟んでこちら側の硫黄岳以南は急峻な南八ヶ岳。 前方に見える天狗岳以北が北八ヶ岳です。

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富士のヒルクライムレースを走るときにも三合目あたりからパッタリ脚が動かなくなるのですが、やはり標高が2,000mを超えて酸素分圧が低くなるににつれ、身体も脳の動きも見る見る重くなっていくのを感じます。 コースは歩きやすく整備されており傾斜もそれほど急ではないのですが、ハァハァゼーゼー。 ヘナチョコ形質は前を歩く次男(写真左の赤リュック)にも遺伝したようで、ときどきくだらないダジャレを思いついて振り返る顔がだんだん蒼白になっていきました。 もどかしいけどゆっくりゆっくり。

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硫黄岳の象徴、爆裂火口。 右上のケルンの下に先行する登山者が見えます。 頂上まではあとすこし。

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硫黄岳頂上は観光バスが何十台も駐められそうくらいのだだっ広さでした。 飲み物の自販機があっても違和感ないかも。 左側に見える稜線を伝って横岳・赤岳、そして写真では右に見切れている中岳や阿弥陀岳へ縦走できます。

写真の色が違うのは次男が持参したシグマSD-15で撮ったから。 写り込んでるおじさんは私です。

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中岳・阿弥陀岳の写真もありました。 さあご一緒におさらいしましょう、左から横岳・赤岳・中岳・阿弥陀岳です(笑) 

わたしは眺めるだけでお腹いっぱいです。

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この写真を撮っているうちにパラパラ雨が降ってきました。 予報では夜からだって言ったのに〜。 頂上での食事とコーヒーをたのしみにしていたのですが、ぬかるんだ道を下るのはしんどいので写真を数枚撮ってさっさと下山しました。 コースタイムでは2時間の道程をスタコラ1時間半で帰還。

 

 

 

高山植物もいろいろ咲いていました。 これはコメバツガザクラ。

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イワカガミ

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森に戻り、白い花が咲いているのかと思ったらマタタビの木でした。 ペンキで塗ったような真っ白い葉はいつ見てもフシギです。

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駐車場に戻って、やっと温かい食事にありつけました。 この頃には小一時間だけ雨が上がってくれましたので、苔の森でコーヒーものんびり楽しめました。

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息子が遊んでくれるのもきっと学生のうちだけでしょう。 結果忘れられない父の日になりましたっけ。

 

 

 

 

 

 

 

新緑の森へハイキングに

  • 2016.05.24 Tuesday
  • 11:05

ここのところ初夏特有のカラッとした陽気が続いてほんとうに気持ちいいですね。 
日曜日には、自転車チームの飲み会の際に 「山歩きが好きで写真も好き」 という共通項で意気投合した数人で、奥多摩の高水三山へハイキングに出かけてきました。

この日も朝から気温は高めでしたが、爽やかな風が爽やかなおじさん・おばさ、ゲフンゲフン、、たちの頬をなでていく最高のお天気。  軍畑駅で待ち合わせて、高水山→岩茸石山→惣岳山→御嶽駅の散策コースへゴー!です。

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chellちゃんをオバサンのくくりに入れたら彼女のファンにシバかれますね(笑)
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(PENTAX女史撮影)

真ん中の白い構造物は西武ドーム。その先には新宿のビル群もうっすら。
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アオさんに会うのは何年ぶりだったでしょう。 SNSでつながっているとぜんぜん久しぶりの感じがしないので不思議です。 
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高水山にある常福院。 アヒル口の狛犬がキュートでした。
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(PENTAX女史撮影)

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ずうっとおしゃべりしながら歩きました。 急斜面も笑顔でのんびりと。
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岩茸石山の山頂ではお湯を沸かして、みんなでランチとコーヒーをたのしみました。 写真はchellちゃんのシャケ缶&ショートパスタ。 みんなでわいわい食べると何でも美味しいですね。 尾根を渡る風がとても心地よくて、食後には木陰にハンモックをわたして小一時間昼寝でもしたい気分でした。
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(PENTAX女史撮影)


このフシギなかたちの葉の名前。 いつか誰かに教わった気がするんだけどまったく思い出せません。
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これ撮りながら、「今イチな写真だなァ」なんて首をひねっていたら、そんな私が撮られてました(笑)
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(PENTAX女史撮影)



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2時頃には下山、御嶽駅から軍畑駅までは電車で戻りました。 御嶽駅前の急流を歓声を上げながら通過していった若者たちも、流れが緩くなる軍畑大橋あたりでは祭りのあとの脱力感が見てとれました。 しかしじつは橋の上から彼らを眺めている私たちも同じ気持ちだったのです。
いつかまた機会を作って森を歩きましょうね!





 

GWにはオモチャいじってました♪

  • 2016.05.05 Thursday
  • 18:26

今年のゴールデンウィークは比較的好天に恵まれましたね。 みなさま存分に楽しめましたか?  日焼けあとがヒリヒリしている方もいらっしゃるのでは?

私も5月1〜3日に3連休をいただきました。 ただ、私の連休は身体の養生でおしまい。 と言うのも、数年前から形成されていた右下腿内側の静脈瘤にこの冬から少し痛みが出るようになったので、ついに重い腰を上げて5月1日に手術を受けて来たからです。 経過は良好で次の週末にはお散歩程度に自転車にも乗ってみようかなと思うくらいの回復ぶり。 ただ、全開走行は1ヶ月後までおあずけなので、エントリー済みの富士ヒルクライムはぶっつけ本番になりそうです。

養生と言っても、翌日までの入浴・飲酒の制限と、上記の激しい運動の制限以外は日常生活に制約はありませんので、連休中はレセプトをやっつけたり次男の愛車スーパーカブのメンテをしたりと、けっこう活躍して過ごしました。

んなことで、今回はネタがないのでカブのメンテのハナシでも(笑)

まずはキャブの分解清掃から。
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外観もきちゃないけど、、

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内部もフロートチャンバーを含め、いろいろドロドロ・カペカペでした。 もちろんジェット類も抜いて目詰まりを疎通させました。
右手指の写り込みはご愛嬌(笑)

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すっかりきれいになりました。 このあとガスケット類も交換。



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エアフィルターも交換。 かなり汚れてました。 右側が新品です。


最後はチェーン交換。
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チェーンだけでなくスプロケも錆びてました(>_<)   めんどくさいから今回はチェーン交換だけ。 

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この写真のほうが差が分かりやすいかしら。 左上が新しいチェーンから切った2コマです。



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次男もいちおう戦力になりました(笑)  じつはニードルバルブをフロートへの嵌める際に位置を間違えてしまってキャブを2回も組み直ししたのですが、父親がオーマイガー、、な放心状態してる間にいろいろ組み着けしてくれました。

完成後の試運転は絶好調でした!  アイドリング、加速、シフトショック、すべて改善しました。 最高速はらくらくメーター振り切ります(もちろん公道ではしませんヨ。法定速度遵守です(≧▽≦))

あんまりメンテに夢中になったものだから、指紋も爪の中も油汚れで真っ黒け。 翌日からの診療に向けてその汚れを落とすとなればお風呂でふやかして洗うしかなく、手術の縫合痕に沁みるのを覚悟で湯船に浸かりましたヨ(^^;

いやあ、オモチャいじり楽しかったです! 






 

木とカッコいい男たち

  • 2016.04.28 Thursday
  • 11:56

自宅から駅に向かう途中に材木屋さんがあります。 この材木屋さん、数年前まではビルが立ち並ぶ練馬駅のど真ん前にあったのですが、豊島園寄りに社屋を移転されてうちのご近所さんになりました。

その社屋内にはおもに製材された木材が集積されているのですが、裏のテニスコート2面ほどの露天スペースにはいろいろな種類の原木が一時的に保管されます。 急ぎ足の通勤時でも、金網の向こうに何か強い気配を放つ木があるとつい吸い寄せられるように 「すいませ〜ん。写真撮らせてください!」 とお願いして中に入れてもらいます。

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左はイチョウ、右はケヤキです。 美しくそしてすこし哀しいノコ跡の陰影と、古い脳のどこかを刺激する魅力的な香りにすっかりとらわれてしまい、写真を撮り終わっても立ち去り難いほどでした。


こちらは以前に撮らせていただいたケヤキ。 有機的な曲線で根に広がっていた幹の最下部が、不自然なほど真っ直ぐな線で切り飛ばされた木端。 ”樹”  から  ”木材”  に変えられてしまった徴を見るようです。
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象や恐竜の脚のように見えませんか? 職業病でしょうか私には人間の大腿骨顆部にも見えてしまいます。 
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人間にとって木はとくべつな存在ですよね。 神話や童話や芸術、あるいは宗教においても重要な役割を果たしてきました。 キリスト教では聖書に出てくる ”生命の木” と ”智恵の木”。 仏教やヒンドゥー教では菩提樹。 神道で木や森を表す神籬・神奈備などは磐境・磐座とともに神社の原型となりました。 

日常でも賢い人と話をしているとその声のトーンや選ばれる言葉、深い思慮が表れた眼差し、発する気配などからこちらの心が鎮まっていくのを感じますが、木や森とふれあっていても自分の中でそれと同じようなことが起こります。 木や森が調和のとれた賢明さの象徴だと感じる瞬間です。

あと、故郷の実家を建ててくれた寡黙な親戚の大工の叔父さん。 木や山が好きで 「日本の林業を救う!」 と農大の森林総合科学科へ進んだ次男の友人。 富山の森で林業の現場仕事をしながら、地に足の着いた骨太ブルーズを歌い続けるW.C.カラス。 木や森と関わる男は、なんつーかみんなカッコいいんだよなあ。







 

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