豪雨に負けなかったグリーンライン

  • 2022.07.20 Wednesday
  • 18:47

 

今月12日に記録的な大雨が降った埼玉県西部地域。毛呂山町では1時間あたりの雨量が120mmに達したそうです。年間降水量が全国でもトップクラスの高知県で育った私でも、100mmを超える雨はそう何度も経験していません。今回の雨、山沿い川沿いにお住まいの方たちはさぞ怖い思いをされたことでしょう。当日の報道でも、私が毎週のようにおじゃましているときがわ町や越生町あたりの土砂崩れや冠水の情報が伝えられていて気がもめました。浸水してしまったお家はたいへんだと思いますが、けがをされたり亡くなった方の知らせがなくて何よりでした。

 

それから約1週間後の18日(海の日)に自転車で、やはりあの日豪雨に見舞われた奥武蔵グリーンラインを走って来ました。

Twitterのフォロワーさんの中に、すでに豪雨後の現地を走って通行止め状況を知らせてくれた方があり、刈場坂峠までは通行に問題がないことは確認済み。しかし、路面は土砂の流れ出しや散乱する折れ枝が多く、下り区間ではかなり神経を使いました。

 

 

 

 

 

まずはいつものように、林道関の入線からグリーンラインの尾根道に取りつきます。

前日にも雨が降ったので、濃い森の気配が身体の隅々まで行きわたる感じ。うっかり自分も森の一部になってしまいそうでした。

写真は五常の滝の流れ込み部に至る区間。この道幅で15%前後の斜度ですから、対向車が来ると足を着かざるを得ません(^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨に濡れて迫力が増した天文岩。

 

 

 

 

 

ところによっては、浸み出しが川のように流れていました。

 

 

 

 

 

この日は晴れたり曇ったり。グリーンラインの気温はだいたい20℃〜22℃でした。

 

 

 

 

 

上り区間で目の前に現れるとびっくりするやつ。クモの巣から下がった枯葉です。

 

 

 

 

 

 

なんや知らん花と青空。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日も天目指峠を越えて名栗みちへ。道沿いを流れる久通川は、水量は多めですがそれほど濁っていませんでした。

 

 

 

 

下界は暑くて32℃。写真はバーベキュー場の薪割り場。河原のビールがうらやましい!

 

 

 

 

 

今日のウシさん。

 

 

またまた新型コロナの感染者が増えて日々心が休まりませんね。もうしばらくの間気をつけて過ごしましょうね。

 

 

 

 

 

 

開業20周年

  • 2022.04.12 Tuesday
  • 19:22

 

おかげさまで、当院はこの4月10日で開業20周年を迎えました。

記念日、誕生日、命日などにほとんど意味を感じない私ですから、当然今回の開業記念日もすっかり忘れていました。しかし、何年か前の同じ日に、うっかり開業記念日を思い出してフェイスブックに投稿していたらしく、「〇〇年前の思い出」としてタイムラインに表示されたのです。20年ともなると冷めた私でもさすがに少し心が動きました。地域のみなさまはじめ、今まで支えて下さった方々には感謝の気持ちしかありません。身体が動くうちはもうしばらく頑張って行きたいと思いますので、この先もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

さて、その4月10日は日曜日でした。20周年記念日ということで山方面へサイクリングに出かけて来ました(←毎週行っとるやんけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”八徳の一本桜” 

街の桜にはそれほどアガらない私ですが、この桜だけは特別。だいたい毎年観に来ています。

奥武蔵の春の風景に自然に溶け込む山桜ではなく、ちょっと異質なソメイヨシノがポツンと佇む姿は、田舎の小学校に都会の子が転校してきたような、ふしぎな違和感があっておもしろく感じられるのです。

もう散ってしまっているだろうと覚悟して来てみましたが、ちょうど見頃だったようです♡

 

 

 

 

なんか自転車入れて撮るやつ、みんなやってるので真似してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

林道吾野飛村線の上り、振り返るとちょうど秩父へ向かう特急ラビューが通りかかりました。

 

 

 

 

 

きれいな枝垂桜だな、と思って足をとめた資材置き場。桜の足元にシュールなオブジェがいくつも。

 

 

 

 

そのとなりには裸婦とウサギと腹の出たおじさんの像???  なんだか長居するのがこわくなってすぐ退散しました(^^;

 

 

 

 

 

中藤川へ下りて来たところで、子の権現方面から下って来たチームメイトのたっちゃんとバッタリ。最近、自転車を新調しようかスズキのカタナ1000を買おうか迷ったらしいのですが、自転車を選択したとのこと。このスペシャの自転車、カタナ1000よりもお高いんですって!(◎_◎)

 

 

 

 

仁田山峠はいまだ一昨年の台風被害の補修が進まず通行止め。行き止まり手前の桜並木でライダーが道路の真ん中にオートバイを停めて撮影していました。

写真に舞う花びらが写っています。うまく見えるといいのですが。

 

 

 

 

この日は季節外れの夏日になりました。ウシさんも日陰でお昼寝。

 

さて、21年目も頑張って行くどー!(^.^)/

 

 

 

 

 

 

 

すっかり春めいて来ましたね

  • 2022.03.16 Wednesday
  • 15:14

 

戦火の中で怖ろしい思いをしている彼の地の人々に思いを致し、最新情報を追ってはそのたび心を痛めている方が多いのではないでしょうか。かく言う私もそのひとりです。

たまには画面から離れて過ごさないと心のバランスが崩れてしまいそうなので、日曜日にはいつものようにサイクリングに出かけて来ました。

 

東京都・埼玉県ともに未だ蔓延防止重点措置期間。都県境を越える移動は自粛するべきなのですが、ついうっかりって事もありますよねえ(^^; ということで今週も山方面へ。

この時期の越生あたりはどこを走っても梅の香りが漂っており、寒さと世相でこわばってしまっていた心身をやさしくほぐしてくれるようです。

 

 

 

 

弓立山からの風景。もやっているのは花粉じゃなくて春霞だと思い込んで眺めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都幾川沿いの小さな牧場。

 

 

 

 

路肩で見つけたくちなしの実。子どもの頃、ときどきヒヨドリやツグミなどの野鳥が啄んでいるのを見かけましたっけ。

 

 

 

 

民家から百メートルほど上ったあたりに佇む猫。こちらが立ち止まっても逃げません。まさか捨てられたのでは、と後ろ髪を引かれながらも、「がんばって生きるんだよ」と声をかけて立ち去ってしまいました、、

 

 

 

 

奥武蔵の山は尾根の北斜面が落葉広葉樹の林になっていることが多く、この時季には木々の芽がほころび始めて山全体があずき色に煙っているように見えます。

 

 

 

 

こんな感じ。

 

 

 

 

標高800mあたりからは、まだところどころ雪が残っていますので、下りは要注意です。

 

 

 

こちらは先週の写真。もっと標高の低い道でもこれくらい凍結している箇所がありました。

 

 

 

 

久通川沿いの崖に穿たれた穴のお地蔵さま。いつも通る道なのに今までまったく気づきませんでした。

 

 

 

 

おにぎり山。ほんとうの名前は知りませんw

 

 

 

 

名栗みち、庚申の湧水を汲もうと自転車を停めて見下ろしたら、ガードレール下の小さな畑がちょっと可愛かったので一枚。

 

 

 

 

飯能河原。たしかにこの日の最高気温は20℃近いとは聞いていましたが、さすがに水遊びには早いよ少年たち(^^; 風邪ひかないといいけど。

 

 

やはり身体を動かすとすこし心が軽くなりました。

新型コロナウィルスの世界的な流行に続く今回の戦争勃発は、あらためて人間を生きるということについて考えさせられる機会になりました。

どうか世界中のすべての魂にやすらぎがありますように。

 

 

 

 

 

冬の山方面、空気は格別でした

  • 2021.12.21 Tuesday
  • 18:55

 

先々週のサイクリング中には、「そろそろ峠道が凍結するし、今年の山方面サイクリングもこれでお終いかなぁ」なんて考えつつ走っていました。しかし幸い先週もこの日曜日も好天でしたので、少し出発時間を遅らせればどうにか奥武蔵路を走れることが出来ました。

それでもこの日の飯能市の最低気温は−4℃。いつもより1時間遅く、9時に飯能駅を出発したもののサイクルコンピューターは1℃の表示。路面状況を油断なく観察しながら走らねばです。

 

 

飯能駅からは成木街道へ。飯能市は埼玉県ですが、成木は青梅市なのでガードレールも東京都のイチョウのデザイン。

 

 

 

 

 

日陰は終日霜が降りたままでした。

 

 

 

 

 

伊豆が岳に向かう稜線。紅葉が終わったばかりの落葉樹も、あと1ヶ月も経てばアズキ色に芽吹いて春への準備が始まります。

 

 

 

 

 

山伏峠付近。先日の雨の日、このあたりでは少し雪が降ったのかも知れません。

 

 

 

 

 

正丸峠。よく見ると遠くに見渡せるビル群のそのまた向こうに新宿あたりの高層ビル群が蜃気楼のように見えます。

ここでも気温は1℃でしたが、上りで身体が温まっているのでそれほど寒さは感じません。冷えてしまうまえに補給食のおにぎりとジャムパンを押し込んで、さっさと下ってしまいます。

 

 

 

 

 

天目指峠へ向かう久通川沿いの道は数か所塩化カルシウムが撒いてありましたが、幸いほかに足元に気を使う箇所はほとんどありませんでした。いつもつい振り返って見てしまう天目指のクネクネ道。

 

 

 

 

 

何だか色のない写真ばかりになってしまったので、よそ様んちの植え込みのピラカンサなど(^^;

 

13時過ぎの陽が高いうちには飯能駅に着いて、うららかな陽射しが入る電車の中、半分船をこぎながら帰宅りました。

 

 

 

数日前のこと、フェイスブックを開いたら、タイムラインに「2年前の思い出」として2回目のカンボジア旅行時のサイクリングの写真が表示されました。

 

 

2年前のその日、私は30℃超えのプノンペンに居たのでした。よろしかったらその旅のブログも読んでみてくださいね。http://blog.matsumoto-sekkotsu.com/?eid=417

 

このコロナ禍が終わったら、来年の乾季にはまたカンボジアに行って、トレイルをサイクリングしたり、アンコールビールを飲りながら生胡椒の海鮮炒めを食べたり、メコン川の畔でウクレレ弾いたりしたいなぁ(*´ω`*)

 

 

 

 

 

 

のんびりとパスハンティング

  • 2021.12.07 Tuesday
  • 11:43

 

例年、12月初旬ともなると木枯らし吹く寒い日が何日かあったように思うのですが、今年はわりと穏やかな初冬ですね。

とは言え、この先急に冷えて雪でも降ろうものなら山方面はいっぺんに路面凍結して走れなくなりますので、今のうちに楽しんでおこうと、この日曜日にはいつもより多めに峠を越えて来ました。

 

 

朝8:30頃に飯能駅をスタートして、まずは弓立山。

  

 

 

 

 

 

電線がザンネン(^^;

 

 

 

 

 

とき川町は林業の町。補給食の”建具最中”を買いに建具会館に寄りました。これから上る笠山でも数年前にクマの目撃情報がありましたので、気をつけねばです。

 

 

 

 

 

紫陽花の葉がパリッパリにドライフラワー化してました。フシギ奇麗だったのですが、うまく撮れなかったなァ。

 

 

 

 

冬支度。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒィヒィ言いながらの笠山の上り。通り過ぎながら「ツツジかー、、え、ツツジ?」ってなって引き返しました。

検索してみると”エゾムラサキツツジ”という、年に2回咲く品種もあるようですが、「ちょっと色が違うし、誰かが植えるような場所でもないし、、」なんてナゾ解きしながら上ってたら意外に楽に上れました。けっきょくナゾは解けないままでしたが(^^;

 

 

 

 

 

笠山あたりの車道でいちばん見晴らしが良い場所。

 

 

 

 

 

ほんとうは尾根伝いに堂平山の旧天文台まで行く予定でしたが、のんびり走り過ぎて時間の余裕がなくなってしまい断念。ヘッドライトを持参しませんでしたので、もし途中でパンクなんかしたら無灯火運転になってしまうのです。

定峰峠を上りながら、うらめしくドームを眺めるだけで我慢しました。

 

 

 

 

 

標高800m以上の尾根道では、14時くらいになると一気に気温が下がります。刈場坂峠あたりでは1℃でした。陽も傾いてちょっと心細くなります。

 

 

 

 

 

 

 

この日のルートは弓立山→笠山→定峰峠→白石峠→大野峠→天目指峠で100km弱。獲得標高2100mでした。

飯能駅に着いたのは15:30。たっぷりと初冬のパスハンティング(峠狩り)を楽しみました。

いつもよりたくさん走ったので月曜日の朝は身体がロボットのよう。昼休みに全身にセルフ鍼をキメてやっと人心地がつきました。

今週末もお天気良さそうですが、こんどはロボットにならない程度にしておきます(^^;

 

 

 

 

 

宣言が明けて、やっと山方面へ

  • 2021.10.05 Tuesday
  • 11:45

 

全国的に感染者が減少して、やっと緊急事態宣言が解除されましたね。しかし、寒い季節になるとウィルスの活性が上がるのは確実。まだまだ油断せずに過ごして行きたいですね。

 

日曜日には、宣言の期間中ずっと自粛していた電車での輪行で飯能駅までワープ。奥武蔵の山方面を走って来ました。

 

写真は駅からすぐの飯能河原にかかる割岩橋。名栗川(入間川)にかかるこの橋の下は、本来無料でキャンプやバーベキューが楽しめる広い河原なのですが、あともう少し10月6日の正午まで閉鎖されているようです。

 

 

 

 

この日のサイクリングは、中古で買ったフレームをいつもお世話になっている「サイクルショップあしびな」に持ち込んで組み上げてもらった自転車のシェイクダウンを兼ねていますので、距離も斜度もそこそこにしておく予定。成木街道から小沢峠山伏峠、天目指峠とつないで70km、1000mアップです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

散歩の途中でばったり行き会ったのか、道路っぷちの縁石に腰掛けておしゃべりを楽しむマダム2人。2人ともエクササイズ?の途中なのでマスクもなしです(^^;

写真を撮らせて下さいとお願いに行ってしばらく談笑。別れ際には「おじいちゃん、おばあちゃんを大事にしてね」と言って頂きました。「ありがとうございます」とお礼を言っといたけど、祖父・祖母は明治生まれなので生きていれば120才近く。たしかに派手なジャージにサングラスだと年齢不詳ですもんね(^^;

 

 

 

 

 

いつも自分ちの庭のように走っていた山伏峠もひさしぶり。

 

 

 

 

 

からの正丸峠。すこしモヤっていて、新宿副都心のビル群がやっと視認できるくらいでした。

 

 

 

 

 

マウンテンバイクでは使い慣れたディスクブレーキですが、ロードでは初体験。制動力が格段に向上して、もともと好きだった峠の下りがますます楽しくなりました。

フレームはLOOK社の2019年型785HUEZ RS DISC。前のオーナーは海外通販で購入したものの、サイズが合わなくてほとんど乗らないまま、国内価格の半額以下でメルカリに出品したようです。

ほんとうはレースで使うようなフレームなのですが、「軽い」「乗り心地が良い」「ヘッドチューブが長くてポジションが楽」という、おじいちゃんライダーにもピッタリな仕様でしたので購入を決めました。履いているのがチューブレスタイヤということもあって乗り心地はシルキー。すべてに大満足です。

 

 

 

 

 

国道299号から天目指峠に向かう久通川。渓流の水音が涼やか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶畑の中に建つカフェ、Y'sガーデンもひさしぶり。昼ご飯を頂き、いつものようにおみやげに羊羹も頂きました。

 

 

高い空と澄んだ空気の中でのサイクリングは気持ち良かったです。以前は毎週あたりまえのように走りに来ていた奥武蔵。ひさしぶりに走ってみて、ここでの時間がどれだけ自分を癒してくれていたのか再確認出来ました。これからも毎週来られる状況が続くことを祈りつつ、電車で帰路につきましたとさ。

 

 

 

 

 

荒川サイクリングロードも好きなんだけど、、

  • 2021.09.28 Tuesday
  • 15:19

 

新規感染者数はずいぶん減って来ましたね。しかしいちおう緊急事態宣言下ですので、大好きな奥武蔵方面でのサイクリングはずっと自粛中。手軽に走れる荒川サイクリングロードばかり走っていました。もちろんここも素敵な道なのですが、こうも毎週々々ではさすがに飽きて来ました(^^; 

そこでこの日曜日には気分を変えようと、ひさしぶりにカメラなんか持ち出してみたものの、見てのとおりのどんより天気、、

和光市あたりでサイクリングロードに合流してどっちへ進むか思案。景色の変化は北上したほうが楽しめるのですが、北方向は空が怪しい感じでしたので、片道30km近くも単調な景色が続く河口方面へ向かいます。

 

 

岩淵水門で隅田川を渡り、荒川へ再合流する坂道。家族に後れを取ってしまい、必死で上って来たお嬢さん。

写真中央右にはうっすらスカイツリーが見えてます。

 

 

 

 

首都高速中央環状線のこの橋、五色桜大橋って名前なんですね。この付近の荒川堤には五色の桜が咲く名所だったことから命名されたのだとか。家人の実家がすぐそこなので、子どもたちが小さい頃には私も数年この近所に住みました。しかし、そんな桜見たことないぞと調べてみたら、”五色の桜”と言っても基本はピンクでトーンが少々違うだけ。たしかにそれなら当時ここいら辺で何度も目にしていましたっけ(^^;

 

 

 

 

 

 

 

五色桜大橋の下ではキクイモの花が風に揺れていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

河口に到着。途中コンビニで買った蒸しパンをモグモグ。サイクリングの補給食にはジャムパンが一番好みなのですが、最近では置いてあるお店が少なくて、、

 

 

 

 

河口近くでチームメイトのアオさんに遭遇。彼の新しい愛車である青いケルビムの実車をはじめて見せてもらいました。

アートのセンス抜群のアオさんらしく、細部にこだわりの感じられるバイクでした(^^)

おしゃべりに花が咲いて写真を撮り忘れたので、当日アオさんが岩淵水門で撮ったものを借用させてもらいました。

 

 

 

 

 

総武線下のコスモス畑。

 

 

 

 

総武線のすぐ北。平井の船着き場のエノキ。この木を見るたび、いつもつい脚を止めて立ち寄ってしまいます。

室戸の実家の畑の隅には大きなエノキがありました。小学校低学年の頃からそのエノキの木の実を弾にして、竹で作った空気鉄砲で近所の子どもたちと遊んだ思い出がよみがえるのです。エノキの実の果肉の部分が潰れて空気が圧縮され、中の丸い種が勢いよく飛び出します。BB弾ほどではありませんがまぁまぁ痛かったので、今の親ならぜったい許さない遊びでしょうね(^^; 先々週くらいまではこの木にもたくさんの実が生っていました。すこし爪でつぶしてみるとあの懐かしい匂いが。郷愁をそそられましたねえ。

 

 

 

ウィキで見つけたエノキの実の写真。

 

 

 

 

この日の荒川サイクリングロードでは、2ヶ所でマラソン大会が開催されていました。

写真の板橋あたりの大会では、鬼の形相で疾走する猫ひろしさんとすれ違いましたヨ。

 

 

 

 

 

 

月末には宣言も解除されそうですから、こんどの日曜日にはひさしぶりに山方面に走りに行けそうです。

感染対策は十分に心がけつつも、すこし遠出が出来るようになるだけで心が軽くなりますね♡

 

 

 

 

 

 

 

 

すべり込みで花見

  • 2021.04.05 Monday
  • 17:49

 

春はあっという間。気づけばもう桜も終わってしまいそうですね。

しかしなにせこのご時勢、とても季節の移り変わりを楽しむ気分にはなれなくて、、

私自身はコロナなんかに感染しても負ける気はしませんが、もし来院される高齢者の方たちに伝染してしまったらと気が気ではないのです。SNSのタイムラインには、友人たちがアップする春の写真でいっぱい。季節を楽しめるみんなをうらやましい気持ちで眺めていました。

 

日曜日、これではいかん!と気鬱な自分を戒めて、毎年楽しみにしていた”八徳の一本桜”を見に行って来ました。

先週の友人の投稿に満開の写真がアップされていましたので、花はもう終わりかけているのは承知の上。ただ、私にはあの場所でしか感じられない春があるのです。

 

 

 

新緑の山にところどころ咲く山桜。パステルカラーの山はふわふわのベッドのよう。横たわってみたくなります。

仲良く散歩を楽しむ老夫婦。佳き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一昨年の台風の影響でほとんどの区間が通行止めだった尾根道・奥武蔵グリーンラインも、やっと鎌北湖から傘杉峠までは開通し、八徳へもグリーンライン経由で行けるようになりました。まずは武蔵横手からいつもの林道関の入線で尾根に取りつきます。

山に入ると、道ばたにはあちこちに花大根やシャガの花が咲いていて、ここでも春を感じました。

 

 

 

 

顔振峠近く。すっかり青空が見えなくなってしまいました。午後には雨になる予報ですので急がねば。

 

 

 

 

八徳に到着。やはり桜はほとんど散ってしまっていました。手前の畑の作業に来たお父さんは、いつも観光客に配慮して軽トラをもう少し離れたところに停めてくれているのですが、もう花もおしまいなのでド〜ンと桜脇に。これはこれでのどかな里山の風景。ほっこりします(^^)

桜も良いのですが、なんとなくこの場所の空気感が好きなんですよね〜。

 

 

 

なんと麓の吾野駅から歩いて上って来たという女性ふたり。ブログに載せても良いと言ってくれましたので遠慮なく。

上の写真にも写っていますが、もう疲れて根が生えてしまったとのこと。おじさん自転車なので乗せて行ってあげられません(^^;

とは言え、あとは下るだけなのでなんとかイケるでしょう! 苦行の花見登山。良い思い出になるといいなあ。

 

 

 

ツイッターを見ると、どうやらチームメイトのなりちゃんも飯能あたりまで来ているらしいので、子の権現近くのいつものうどん屋さんで待ち合わせ。私は峠をひとつ越えないと合流できないので汗だくで上りました。なので風景の写真はここまでです。

 

 

 

うまく合流できました。写真を撮ろうとしたら、頼みもしないのになりちゃんも地蔵ポーズをキメてくれました。

なりちゃんは例年冬は自転車に乗らずテレマーク・スキーしかしないので、この時期はだいたいかなりのワガママ・ボディに成長していました。しかし、今年は仕事がもろにコロナの影響を受けたらしく、スキーのほか平日中心に半月足らずで1,000kmも自転車に乗ったのだとか。この先の行程は下り基調なのに、峠越えよりもツラいペースで牽き回されました(>_<)

 

 

 

 

 

じつは、いつものうどん屋さんは満席で入れず、最近お気に入りのカフェ、Y’sガーデンでランチでした。

あんまり明るい話題は出て来ませんが、まぁふたりともきほん能天気なのでとくに暗くもなりません。また遊ぶ約束をしてバイバイ!

またチームのみんなと来たいねえ(^_-)

 

 

 

 

 

 

今年の山方面納め、かな?

  • 2020.12.15 Tuesday
  • 11:49

 

いよいよ冬将軍到来。日本海側では雪が降り、東京でも北風が冷たくなって来ましたね。

最低気温が0℃近くなると林道の路面は凍結してしまいますので、ひょっとしたら年内のパスハント(峠狩り)・サイクリングもこの週末が最後になるかも、と早起きして出かけました。

 

朝8時の飯能駅前は気温3℃。スタートして1時間ほどはお日さまが隠れており、ネックウォーマーで口を隠して体温が奪われるのを防いで走りました。大附経由で峠をいくつかそのあと天目指峠で名栗みちへ下りて飯能駅へ戻る予定です。

 

 

フェイスブックへシェアすると、ブログの最初の写真が表示される仕様のようなので、まずは山サイクリングっぽい写真から(^^;

 

 

 

 

 

梅の里、越生から大附へ向かいます。

天に向けてぐんぐん伸びる梅の枝。空から地面から、生きるためのエネルギーを全身に受けてすくすく育つ姿は、老いを感じ始めた私には、まぶしいやら頼もしいやら。

 

 

 

 

ときがわ町大附(おおつき)あたりは、みかんの里。これからみかん狩りが最盛期です。

ここから1km強のところに”上谷の大クス”があります。大クスが地名の由来になっても不思議はないところ。はじめてここを通ったときから私は「附」は「槻」が転じたものだと思い込んでおり、槻はケヤキの別名なので変だなと感じていました。

数年越しの疑問を晴らそうと調べてみたところ、このあたりは天正年間に”大附氏”という豪族?が居住していたのが地名の由来とのこと。けっきょく大クスは関係なかったんですね(^^;  スッキリしました。

 

 

 

 

こちらも大附で撮った写真です。上のミカン園の木はよく手入れがされていますが、好き放題に育ててしまうとこんなことに(@_@)

 

 

 

 

さて、林道奥武蔵支線へ。 ゴールの奥武蔵グリーンラインは昨秋の台風の影響でまだ寸断されており、ほとんど車が通れない状況。そこへ取りつく奥武蔵支線も、民家が途切れたあたりからは深い静寂の中を走ります。昨年にはときがわ町の平野部でもクマの目撃情報があったようですので、家中探し回って見つけた熊鈴を取り付けました。観光地でベタな土産品を買うことなどほとんどない私ですが、震災の3年後に東北地方をサイクリングした際、1日だけ白神山地をトレッキング。さすがに不安になり現地であわてて買ったのがこの鈴でした。

 

 

 

 

もう改修は終わっているのですが、いまだに通行止めの表示が道路脇の中途半端な位置に置きっぱなしになっていました。

通りかかったおまわりさんに訊いてみたところ、「通っても大丈夫ですよ」と答えてくれましたので、遠慮なく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴール間近の、お気に入りのビューポイント。デジカメの電池が切れてしまったのでスマホ写真です、、

 

 

 

 

刈場坂峠では、カブ125の男性が思案顔でスマホとにらめっこをしていたので声をかけたところ、「道に迷ってしまったんです」とのこと。どうやら秩父方面に行きたいらしいのですが、尾根伝いで秩父へつながる定峰峠は今も通行止めで困っていたようです。刈場坂峠をそのまま下れば正丸トンネルに出ることを教えてしばらく立ち話。

70才くらいかなと感じていましたが、訊いてみると77才とのこと。カブのほかに、車重が250kg近いBMW1200GSにも乗っていると聞いてびっくり。なんたるスーパーなおじいちゃん。そこまで行くとあやかりたいような、あやかりたくないような(^^;

 

 

 

皇帝ダリアの写真を撮っていたら、ミツバチが。冬ごもりの前の貴重な外メシに機会なのでしょう。

浮かれた気分で過ごしたい年末年始ですが、こんどばかりは人間も家に籠るお正月になりそうですね。

気をつけてすごしましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

奥秩父の紅葉に再チャレンジ

  • 2020.11.10 Tuesday
  • 15:43

 

3年前のちょうど今頃のこと、紅葉を観ようと雁坂トンネルあたりまでサイクリングに出かけたものの、色のピークは1週間ほど前に過ぎており、残念な思いをしました。思い起こせばその年も前週はモンテラック・ツーリング。もちろん紅葉よりも仲間との時間を優先させたことに後悔はありません(^^) ただ、今年はここまで冷え込む日が少なかったので、ひょっとしたらチャンスありかなと、ダメ元で出かけて来ました。

 

一番の特急ラビューで西武秩父駅へ。この日は晴れの予報でしたが、8時過ぎの武甲山上空にはまだ重めの雲が残っていました。

 

 

 

 

浦山ダム前を通過。このあたりで紅葉ドンピシャということは、ここから1,000mほど標高が高い奥秩父あたりでは、おそらくもう、、(^^;

 

 

 

 

秩父往還を10kmほど走ると贄川宿。こちらは「かかしの里」だそうです。

贄川宿といえば、長野県塩尻市にも同じ名前の宿場町があります。そちらの由来は彼の地に温泉があったので”煮える川”から転じたもの。

こちらの由来は「ほとばしる荒川の流れが煮えるように見えたから」説と「神饌の魚を捕った川だから」説があるようです。

 

 

 

 

ときどき見かける青味の残ったこの落ち葉は何の葉でしょう。 クヌギやミズナラ、コナラなどと違い、辺縁が丸みを帯びていて肉厚の葉。そこだけ路面が明るく光っているように見えるので、出逢えるとうれしい気持ちになります。どなたか詳しい方、思い当たれば教えてくださいませ〜。

 

 

 

参考までに木肌。

 

 

葉。

 

 

 

 

 

栃本集落に上がって来ました。薪の切り口が細胞の配列のよう。

 

 

 

 

集落からの眺め。 秋の風や匂いを感じながら景色に見とれていると、数発の銃声が。住民のお父さんに尋ねたところ「クマかシカじゃねえかなぁ」とのこと。

そう言えば、以前大血川林道を三峰神社へ下っているときに道路の真ん中にクマのフンがありましたっけ。クマ鈴持ってくればよかった(◎_◎;)

 

 

 

 

 

同じく栃本で。

 

 

 

 

上の写真を撮っていたら、腕に一枚のもみじが。 信じてもらえないのもごもっともですが、ヤラセではありません(≧▽≦)

 

 

 

 

 

目的地の豆焼橋に到着しました。やはり今年もピークをはずしてしまったようですが、前回に比べればまだ少し秋の色彩を楽しめました。 早く到着しないと逆光になってしまうので大急ぎで上って来ましたが、間に合わなくて見づらい写真ですみません(^^;

 

 

 

 

 

豆焼橋から見上げた雁坂橋。あの橋の右端が山梨県との県境である雁坂トンネルの入り口です。全長6,625m、一般国道のトンネルでは東京湾アクアトンネル(R409)に次ぐ長さだそうです。

 

 

 

 

 

山深い奥秩父では、13時くらいになるともう山影は寒いくらい。

 

 

 

 

予約してあった15:24のラビューで帰路に。いつも走る奥武蔵よりももう一段階くらい自然が濃い奥秩父は、ちょっと怖ろしいくらい幽玄な空気感です。自宅からのアクセスもわるくないのでまた来たいけど、もうすぐ寒くなるから次は来年かな(^^)

 

 

 

 

 

 

 

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